あきらめるということ
あなたは,あきらめるという言葉にどんなイメージをもっているだろうか?
良いイメージはないと思います。
ダサい。カッコ悪い。根性がない。弱い。
こんな負のイメージが大多数でしょう。
いや。いいイメージなど最初からないですね。私もそうでした。
でも実は違います。
あきらめるということは最も尊い事なのです。
これほど人生を豊かに幸福にしてくれる考えは他にありません。
どいうい意味なのか?
結論から言うと生産性のない考えの渦から脱出するということです。
身もふたもない事実ですが、どうにもできないものはどうすることもできないのです。
あきらめなかったものだけが成功を手にした。
そんな格言もあります。
ですが、すべての人がハイスペック能力を持っているわけでも、どんな苦境に立たされても、自分のすべて、健康、時間、金、家族、恋人、友人文字どうりぜんぶを捨てても目的のために行動し続けるというのは難しい事です。
残酷な事実ですが、努力次第で自分の思い通りになんでも変えられると思っている限り、大変な不幸を抱えることになるのです。
例えば、さしてイケメンでもない中年の私が、今からジャニーズなどのアイドルを目指す。これは無理です。
私の言いたいことはすべてあきらめて惰性で生きろ。努力なんて無駄、という意味ではありません。
いま、自分の抱えている問題や実現したい夢を明確にし、それを解決、もしくは叶えるためには何をどうすればいいのか?
そもそもまず解決できる問題なのか?かなえられる夢なのか?
努力量の費用対効果を考えて分析します。
可能性があるとわかったのなら徹底的に調べましょう。ネット、本に解決法はあります。
道が決まったらあとはひたすら進むだけです。
そこで、もしできなかったらどうしよう。失敗したらどうしようと同じ事をグルグル考えないことです。
同じところをぐるぐる回るだけで生産性がない考えです。気がついたら考えるのを止めます。
一生懸命できることはすべてやった。でも駄目だった。
それなら仕方ないと思えるくらい全力で動くのです。頑張った自分を誇れるくらいぶち抜きましょう。
後悔はないはずです。その経験は必ず役にたちます。
実現できない事をいつまでも考えて苦しんでいてはいけません。
誰もが残り時間、命の時間は限られてるのです。
都会から離れ、静かな環境に身を置いた今だからわかったことでした。